外付けHDDに録画したWOWOWを別のテレビで見る&ブルーレイにダビングする方法

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のぶ

今日新しいテレビが家に届いたんだ。
で、今までずっとWOWOWを録画してきた外付けHDDを新しいテレビに繋いだんだ。
そしたら録画してある番組が再生できない。。。どゆこと?

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しほ

えっとね。。。
外付けHDDに番組を録画していた場合、別のテレビに接続しても著作権の関係から再生できないようになってるんだよ。

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のぶ

えっ、じゃあどうしたらいいの!

「せっかく録りためてきたWOWOWの番組を新しいテレビで再生できない!」

こんな事態に陥ったら困りますよね。

でも、外付けHDDに録画するのが普通の昨今では、こういうケースは珍しくありません

なんとか外付けHDDからデータを取り出そうとネットで調べてもチンプンカンプン。
  
調べるほどに疑問が湧いてきませんか?

  • SeeQVault(シーキューボルト)対応だと別のテレビでも見れるらしい。
  • NASっていうタイプのハードディスクと繋げるのもアリらしい。
  • NASならどれを選んでもいいわけじゃないらしい。
  • Nasne?RECBOX?

いろいろな方法があってどの選択肢が正解かわからなくなりますよね。

ということで、今回のテーマは「外付けHDDに録画したWOWOWの番組を別のテレビで見る&BDにダビングする方法」です。

初心者の方にもわかりやすいよう、ていねいに解説していきますね。

ディスクに保存重視ならブルーレイレコーダーを買うべき

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しほ

ここからは家に外付けHDDとテレビしかない想定で話を進めていくね。

WOWOWを外付けHDDに録画することの是非

まず前提として「WOWOWのお気に入りの番組はブルーレイディスクにダビングして保存するのがベスト」だと私は思っています。

そういうこともあって、もともと外付けHDDにWOWOWを録画すること自体をおすすめしません。(それがすべての元凶説)

というのは、外付けHDDに録画するシステム自体が、録画してはすぐに消すことを想定しているからです。

録画したものを編集したり、ダビングしたり、別の部屋のテレビで見るなんてことを一切考えていません。

しかもHDDはそもそも壊れやすく寿命も短いから、長期保存に向いていない。

WOWOWの「録画できる・保存できる」という大きな魅力と、外付けHDDに保存するシステムは相容れないものなんですね。

同メーカーのレコーダーを買うとラク

で、最終的にブルーレイディスクにダビングするなら、ブルーレイレコーダーかブルーレイドライブ付きのパソコンが絶対に必要です。

となると、一番手っとり早いのはテレビと同メーカーのブルーレイレコーダーを買うことです。

そうすれば、

  1. 外付けHDDと接続したテレビとレコーダーを接続し、データをダビング。(ムーブ)
  2. レコーダーからブルーレイディスクにダビング。(ムーブ)

この2ステップでブルーレイディスクにダビングが可能

これが一番シンプルでスピーディ。
出費もレコーダーを買うだけだし、ベストな解決方法だと思います。

注意点はテレビとレコーダーを同メーカーにすること。
ここが他社間だとLAN経由でダビングできないことがほとんどです。

各社の自社ネットワークダビングの名称はこちら。

  • 東芝→レグザリンク・ダビング(公式)
  • Panasonic→LAN接続ダビング(公式)
  • SONY→LANムーブ(公式)
  • 三菱→不明
注意
同メーカーのテレビとレコーダーでも機種によってはネットワークダビングできない場合もあります。接続方法等も含めて、新しい機器を買う前にまずはお手持ちのテレビの説明書&公式ページを必ず確認してください。

もしどうしても他社のレコーダーを買いたい、または既に買ってしまった場合は次章で説明する方法を取ることになります。

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のぶ

当然だけど、ブルーレイレコーダーを買えば新しいテレビに繋いでブルーレイを見ることもできるよね。
「保存&新しいテレビで見る」の両方を実現できるわけだ。

永久保存もするけど別のテレビでの視聴重視ならNASを買うのもアリ

ブルーレイディスクに保存するだけなら前章のネットワークダビングがベストな選択です。

それよりも別のテレビで視聴したりいろいろと便利なことがしたいならNASを使う方法があります。

NASとは

NAS(ナス)とは

NAS(ナス)とはネットワークアタッチトストレージの略称。
簡単にいうと「インターネットで繋がった1つのネットワーク上に設置するハードディスクドライブ」のこと。
ルーターに接続することで同じネットワークに属する複数のパソコンからNASにアクセスできるようになります。

NAS環境でできる主要なことは

  • NASに保存されたテレビ番組や音楽、写真、書類に外出先からアクセスできる。家族と共有できる。
  • VPN(Virtual Private Network)サーバーとして使うことで、自宅のPCに外出先からログインしてアクセスできる。

などです。

イメージとしてはこんな感じです。(下図)

NASの繋ぎ方の例
引用元:バッファロー NASってなに

WiFiルーターとNASを有線で繋げて、同じネットワーク上の機器ならどこからでもアクセスできるようになります。

この環境をつくれば、外付けHDDのデータを一旦NASにダビング(ムーブ)して、そこからブルーレイレコーダーにさらにダビング(ムーブ)することでブルーレイディスクにダビングできます。

NASを中継地点に使うイメージですね。
そして重要なのが以下のポイント。

ポイント
DTCP-IP対応のNASを選ぶこと
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しほ

DTCP-IPに非対応だとダビング(ムーブ)ができないから注意してね。

DTCP-IPとは

「Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol」の略称。
簡単にいうと「著作権を保護しながらデータをネットワーク内で送りまたは受けることができる仕組み」。

現在、デジタル放送の家庭内LAN共有機能を持つビデオレコーダーやパソコンのすべてで、DTCP-IPが利用されている。
(西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2009年)

引用元:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

2020年現在では身の回りにあるレコーダーやパソコンはよほど古いもの以外はほぼすべてDTCP-IPに対応しているはず。

ネットワークダビングをする場合、メディアを受けてダビングする側のレコーダー(プレイヤー)やパソコンもDTCP-IPに対応している必要があるのですが、こちらの問題はクリアできているはずです。

でもネットワークづくりのキモであるNASに関してはDTCP-IPに対応してないものも普通に販売されています。
その点、注意してください。

おすすめはRECBOX

おすすめのNASとしてはI-Oデータの「RECBOX」シリーズがあげられます。(同社の名前が似た製品に「REC-ON」があるので間違わないように注意)

RECBOXの使用例
引用元:I-Oデータ公式サイト
(nasne(ナスネ)に録画した番組が観られなくなる前にRECBOXへダビング。)

このRECBOXはテレビ番組の録画・ダビング・視聴に特化したNASとしての位置づけで、シリーズ最初の製品が発売されたのが2010年頃です。
(I-O DATAはRECBOXについて「テレビ用NAS」と表現しています)

以降、機能をアップデートしながらリニューアル製品の発売を重ね、一番新しい製品が2019年7月頃に発売しています。

RECBOXの繋ぎ方の例
引用元:I-Oデータ公式サイト
(nasne(ナスネ)に録画した番組が観られなくなる前にRECBOXへダビング。)
もっと知る

RECBOXと同じ立ち位置の製品としてSONYの「nasne(ナスネ)」があります。

nasuneはそれ自身がチューナーを備えていて、そこがRECBOXと大きく異なる部分。

nasuneとスマホさえあればテレビの視聴・録画ができるスグレモノで、使い勝手を含めた細部の完成度も高く、テレビの視聴・録画環境にこだわる人々に長年支持されてきました。

ところが2019年にnasneは生産・販売完了を迎えます。

サポートはしばらく続くようですが、今からnasuneを軸にしたネットワーク環境をつくるのは得策とはいえないので、当サイトとしてはRECBOXシリーズをおすすめしています。

今までnasuneに貯めていたデータも上図のとおりRECBOXにダビング(ムーブ)できるので、スムーズに環境を移行できるのもポイントです。

RECBOXのようなDTCP-IP対応のNASを軸にしたネットワーク環境を作ったら、あとはレコーダーに録画データをダビングして、それをブルーレイディスクにダビングすればOK。

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のぶ

RECBOXは有能だね。使っている人も多いから、設定に困ったらネットで調べやすいのも大きいよ。

パソコンで視聴・ダビングする

NASを置いた環境でブルーレイレコーダーを使わずに、PCから視聴・ブルーレイディスクにダビングしたい場合はPC TV Plusのようなソフトが必要になります。

PC TV Plusはウィンドウズ専用で有料アプリですが、ディスクに書き出し機能がついているので安心です。

ただし購入の前に自分の環境のレコーダーやNASに対応しているか確認してください。ちなみにRECBOXは対応しています。

RECBOXをPCTVPlusの使用例
引用元:I-O DATA公式サイト(HVL-AASシリーズ)

条件が揃うならSeeQVaultもアリ

ここまで外付けHDDに録画したWOWOWの番組を別のテレビで視聴したり、ダビングする方法を説明してきました。
それが

  • ネットワークダビング
  • NASを使ったネットワークの構築

の2つです。そして実はもうひとつ方法があります。

それがSeeQVault(シーキューボルト)を使った視聴と録画データのダビング(ムーブ)です。

SeeQVault(シーキューボルト)とは

パナソニック、ソニー、東芝、サムスンの4社が開発した新しい著作権保護技術です。

SeeQVaultに対応した機器同士なら、外付けHDDに録画したデータであっても別のテレビで再生できるという特徴があります。

2013年頃から運用が開始されました。

SeeQVaultの説明図
引用元:BUFFALO SeeQVault(シーキューボルト) とは?

SeeQVaultのメリットとデメリット

SeeQVaultのメリットは

  • 条件さえ整えば簡単に環境の構築ができる。
  • データの移動そのものも簡単に行える。

この2つです。

つまり、環境が完成さえすれば使い勝手はいいシステムなんです。
ネットを介したネットワークを形成する必要もなく、テレビやレコーダーのリモコン1つで操作できるのも魅力です。

ただしデメリットもあります。

  • 録画・再生機器、記録メディアの3つがSeeQVaultに対応している必要がある。
  • 録画した機器と再生する機器が同じメーカーである必要がある。

この2つデメリットがけっこう厄介なんですよね。

つまり、SeeQVaultの恩恵を受けるには、録画した外付けHDD、録画時に接続していたテレビ、新たに外付けHDDと接続するテレビの3機器がすべてSeeQVaultに対応していないとダメなんです。

このハードルがかなり高い。

WOWOWの番組の録画に使ったテレビあるいは外付けHDDがSeeQVault対応じゃないなら、その時点でSeeQVaultを使う線はもうなくなってしまいます。

さらに、もうひとつの縛りもあります。
録画した機器と再生する機器が同一メーカーじゃないと再生の保証がないんです。

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しほ

せっかくのボーダーレスな思想もこれじゃ意味がないよね。。。

SeeQVault公式側もこれをずっと問題視はしていたようです。

2017年頃には各メーカーを混じえて話し合い等は行われていた模様。

今はデジオンという会社からこの「同一メーカー問題」を解決するDiXiM SeeQVault Serverというアプリが販売されています。

Windows専用で月額1000円〜ですが、SeeQVaultで別メーカーの機器を組み合わせたい場合はためしてみる価値があるアプリではないでしょうか。
無料体験もあるようです。

ただ繰り返しになりますが、SeeQVaultは関係するすべての機器がSeeQVault対応である必要があるシステムです。

今から新しく機器を揃える場合には、かなり金銭的にハードルが高い方法といえます。

まとめ

外付けHDDに録画したWOWOWの番組を別のテレビで見る&BDにダビングする方法について解説してきました。

最後に要点をまとめておきますね。

まとめ
  • 外付けHDDにWOWOWを録画するのはおすすめしない。
    この方法は「録画したらすぐ見てすぐ消す」ことを前提としているから。
  • 最終的にディスクに保存するならテレビと同一メーカーのブルーレイレコーダーを買うのがベスト。
  • それがムリならDTCP-IP対応NAS(おすすめはRECBOX)を買って、そこにダビングする。
    これでできることはグンと増える。
  • でも、どっちにしろディスクに保存するならブルーレイレコーダーかブルーレイドライブ付きのPCは必要。
  • SeeQVaultはハードルが高いけど、条件が揃っているか金銭面を気にしないならおすすめ。

まとめてみると、どのみち新しい機器は買う必要があるのがわかります。

大事なのはいずれかの選択をする前に「自分がやりたいと思っていること」が本当に自分に必要なのかをもう一度考えてみることかもしれません。

どんな環境を整えても、結局使わなければ意味がないですからね。

その上で自分が理想とする環境を作るべく、新しい機器の購入を検討してみてください。

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のぶ

よし、レコーダーは購入決定だ。
RECBOXは家族の意見も聞いて検討してみようかな。

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しほ

環境が整えばWOWOWが何倍も楽しめるようになるね。

以上、ここまで読んでいただき感謝です。

あなたのWOWOWライフが良いものになりますように。

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